4日前の出来事なのですが、どうしても書き残さずにはいられなくて。
あの中年男性の方へ感謝の心を込めて、当時の私の気持ちを綴ろうと思います。
実はこの日、学校の卒業式があったんです。
朝は地元の駅で友人と待ち合わせしているのですが、この日に限って私は、待ち合わせ時間よりも約1時間早くに駅に到着しました。
そのため、暇をつぶそうと駅の周辺をぶらぶら歩いていると……なぜかいきなり、
今までの高校生活3年間の記憶が、走馬灯のように脳裏に浮かび上がってきて。
卒業式で泣けるほど良い思い出なんて自分にはない、そう思っていたのに。
その瞬間、何かがぐっと込み上げてきまして。押し殺そうとしても勢いはとまらず、周りを歩く人々からの視線をビシビシと感じつつも、流れの如く溢れんばかりの涙が私の顔面から滴り落ちました・・・・・(´ヘ`;)
こんな不細工な泣き顔で卒業式なんて出られない!そう思った私は、目から流れる滝水と鼻から噴き出る洪水を何とか堰き止めようと試みて、顔をハンカチで覆い隠しその場で佇んでいましたところ、
ふと、そんな私の様子を遠くからじっと見つめるおじさんの姿が。
私が気づいておじさんのほうへ向き直っても、何も躊躇せず、ただずっと、彼の目は私の姿を捉えているようでした。
彼のそれからは、「嘲笑」や「偏見」そして「侮辱」「蔑視」などといった感情はもはや無く、
ただ、ただ、私に何かを語りかけているような、そんな温かい眼差しに感じられたのです。
「そうか、そうだったか。辛かったな」と語りかけながら、私の方へ向かってうんうんと優しく頷いてくれているかのように。
結局、しばらく見つめ合った後、おじさんは改札口を通ってホームの方へ去って行きました。
が、あの時、泣きじゃくっていた私を誰一人として気にかけようとする人がいなかったあの雑踏の中で、ただ一人、ずっとそんな自分を見守ってくださったその温情な心にどれほど私が嬉しく感じたことか。
いつかまたどこかで似たような境遇に置かれることがあったら、今度は私がおじさんの立場となり、その人物を励ますことのできる人間になりたいと、そう強く思いました。